朝霞市弓道連盟

創立７年目の春、フレッシュ朝霞弓連より

皆さまはじめまして。 春風にのせて、朝霞市弓道連盟の紹介をさせていただこうと思います。

私たちは2005年ようやく創立７年目を迎える、西部支部に属する最も新しい連盟です。 連盟の最大の特徴は、構成メンバーの大多数が創立１年目から毎年実施されてきた「初心者弓道教室」の卒業生であるということ。さらに、下は小・中学生から、上は米寿を迎えた大先輩まで、独身女性、現役サラリーマン、子育て中の主婦など、年齢構成やライフステージがバラエティに富んでいるのも魅力の一つです。

現在、登録連盟員は100名を突破し、連盟として成長期の真っ只中にあります。 たまに近隣の連盟の方から「朝霞は初心者の定着率がいいよね〜」とお声をかけていただくことがありますが、この"人が集まる"エネルギーはどこからくるのでしょう？

熱心な先生や会長のご指導は言うまでもありませんが、私は、弓歴の深浅にかかわらず弓道への情熱が互いにうまく影響しあう環境であることが、このエネルギーの源ではないかと考えます。弓道を始めてまだ数年という弓歴の浅いメンバーから初心者へ、初心者から弓道歴数十年の経験者へと、それぞれが持つ弓道への思いや姿勢が伝播し、うまく循環できていることが、現在の朝霞の活気を支えているのではないかと思うのです。

弓道以外の様々な分野でも言われることですが、「初心を忘れない」ことは、その道を長く歩けば歩くほど大切なこと。連盟もそして個人個人も、一回一回の稽古、一本一本の射、一期一会の出会いに、フレッシュであり続けることができるかどうかが、今後の成長への鍵になると思われます。

この春、初心者教室は第七期生を迎えます。 弓を通じて、また新しい仲間が増えること、そして、県や支部の大会などを通じて、他連盟の弓を愛する多くの方々と交流を深めていくことなど、今年も色々ありそうで楽しみです。

連盟としては、まだまだ経験の足りない部分が多く、近隣の連盟の方々には今後ともご指導いただく場面が多々あることと存じます。 何卒、温かく見守り、かつ、ご指導、ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。

最後に、朝霞市弓道連盟が活動している弓道場は、木曜定休と土曜午後を除いて、基本的に個人使用が可能です。近くにお越しの際には、どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ。 フレッシュな笑顔でお迎えいたします。

文：曽根田 亜生

※「埼弓連だより」第35号（2005年3月/埼玉県弓道連盟）掲載