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創立20周年を迎えて
皆さまこんにちは。 朝霞市弓道連盟です。
私たちの連盟は、おかげさまで、今年創立20周年を迎えました。
その記念として、6月2日に『創立20周年記念祝射会』が開催され、当日は、連盟会員約100名、そして、近隣の弓道連盟から来賓の先生方にも多数ご列席いただきました。
開会式には、朝霞市長をはじめ、市議会議長、体育協会会長にもお祝いのお言葉をいただき、盛大な行事は幕開けしました。
『祝射会』は、まず来賓の先生方に、普段見ることができない「巻藁射礼」を始め、「持的射礼」などの祝射の演武をご披露いただきました。 射手の呼吸と動きが生み出す凛とした空間、響きわたる弦音、観る人々の真剣な眼差し、素晴らしい射礼が心に残りました。
昼の会食は、道場から場所を移し、ゆめぱれす「高砂の間」で円卓を囲んでいただき、和やかな雰囲気の中で過ごしたひとときも、思い出に残る一コマとなりました。
その後、連盟会員の祝射は、午後の部に行われ、それぞれ一手(矢二本)に想いを込めて、弓をひきました。
平成から令和に改元されたこの年に、20周年を迎えられ、連盟創成期から約20年この会を支えてきたメンバーから、弓道を始めてまだ一年余りという初心者まで、日ごろ心と技を磨いている道場で、お祝いの時間を共有でき、有難く心に刻まれる一日となりました。
また、当日もさることながら、前日には、道場の清掃、草とり、会場整備、様々な準備のために惜しみなく協力してくれた、連盟を支える会員一人一人の気持ちが、創立20年という重みとともに、尊く、この先の一年、また一年と積み重ねて活動していく上での、希望のように感じられました。
緑あふれる内間木公園内にある朝霞市の弓道場は、平成11年に建設され、季節を感じながら弓をひける、趣のある素敵な道場です。 春は桜の花びらが舞う中で、初夏は芝生の緑がまぶしい中で、夏は蝉時雨の中で、冬は雪の後が楽しみです。
20年前に、この道場の設立、連盟の創設にご尽力をいただいた諸先輩方に感謝をしつつ、私たちはこれからも精力的に活動をしていきたいと思っております。
団体としての活動は、土曜の午後を中心に教室を開き、皆で稽古しています。
会員は、下は中学生から上は80代のシニア世代の方まで、幅広い年齢層の方が一緒に活動し、交流しています。 20〜30代の独身の方、40〜50代の子育て世代、男性も女性も、それぞれのライフスタイルに合わせた活動の仕方で、まさに人生とともに弓道の道を歩いています。
20年間、毎年行ってきた「初心者弓道教室」(4月〜8月)で、弓道に出会い、魅力を知り、稽古を続けている方も多くいらっしゃいます。
どうぞ、お気軽に見学にいらしてください。 お待ちしております。
文:曽根田 亜生
※「スポーツあさか」第52号(2019年11月/朝霞市体育協会発行)掲載